騒音サイトを作ってわかったこと

■このサイトにはアフィリエイト、プロモーションが含まれます。

とりあえず昔、それ(騒音)が気になって仕方ないので作ったサイトがあります。同じ境遇の人もいるかと思って。現在は放置中で、裏新宿のサイトにも入れてませんが。

●防音用品/防音窓/防音/消音/減音/吸音ガイド
http://blog.livedoor.jp/bouon/

基本的にはアフィリエイト集なんですが、こんなサイトでもいくらか役に立ったようで、適度には売れているようです(一部商品は売り切れのためリンク切れあり)。

こういうのを作ってだんだんわかってきたこと

・元の壁が薄いとどうしょうもない。対応策として、吸音材などだけを貼っても意味はない。防音壁には吸音材と防音材の2つが必要。木造の場合もタッカーでゴム状・鉛のものを貼るだけでも気持ち減音はされますが。

防音・インテリア ぴあリビング
から「ワンタッチ防音壁」が出ている。1方向だけがうるさい場合、これ買い込んで静かになるならしたいものはある。

・防音カーテンは、適当なものではなく本当に厚手で、塞ぎきるタイプの防音専用として開発されているものがいい。(あまり効かないものもある)ただしもともと壁が薄い場合、音が窓からだけ入ってきているかというと、疑問な場合もある。効果はあっても、周囲から音漏れしていることも。

・素人は建材を買ってくると、チクチクするので、自作はあまりおすすめできない。でも高いんだよね。


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・どうしょうもない人は防音シェルター(安眠用防音室)内で寝るという手もある。一見ダンボールハウス生活にも見えるので、外目があまりよくないけど。

・後付の2重サッシなども適度には効くが、サッシの取替えは大家さん側に承諾がいるか、もしくは出る時に原状回復のための修繕を請求される可能性がある。

後付のプラスチック内側サッシによる二重窓は、
プラマード(YKK)内窓インプラス(トステム)がある。

サッシごと変えず、ガラスを間に防音層をはさんだソノガラス
にするという手もある。

・全方向がうるさい場合はヤマハなどが出している室内に設置する防音室(リスニングルーム・楽器演奏用)を置くのがいいが、密閉性が高いので、換気扇を止めて閉めて寝るのはかなり危険。また結構な値段になるのでそれなら引っ越したほうがいいと思う。(楽器演奏する人は買ってもいいが、結構重い<場所によっては設置できない>のとスペースをとるので注意)

隣近所が気になるときの対応方法

(1)気にしないのが一番。気にしない方法を考える。寝る時間を向こうが居ない時間にあわせる、そしてうるさい時間帯は外出するなど。

(2)気になる側に蓋のある家具を全て配置する。予算があれば裏側に防音補助材(吸音材など)などを設置するとなおよい。蓋のある家具をすすめるのは、表面・裏面に板+空気スペース、内部におく物があるため、若干ではあるが音が減衰するからだ。

ふたつきクローゼット(組み立て家具)なら、アジア系海外製なのでここが圧倒的に安い。→インテリアカフェ処分価格のアウトレットなどもチェック。

(3)隣に明らかに違法性がある場合(薬物乱用ぽかったり、違法な団体と確実に思われる場合)は警察に相談。その場合は隣からのクレームだとか言われないように情報源の秘匿を強くお願いしておくこと。違法性がない場合は警察は一切対処してくれない。「深夜0時をすぎても常識外にうるさい」場合などは、ささいな場合(学生がギター鳴らして騒いでいる程度)でも、警察官は来ることはある。

(4)一定の音量以上が続く場合は区役所で音量を調査の上警告してくれることもある。

(5)大工さんなどに内側防音などを依頼した場合、最低でも1部屋30万~はかかると思ったほうがいい。(10年前くらいの過去に10畳の部屋で内側に板組み+簡易防音材(袋内にグラスウール状の建材)を貼ってもらってそのくらい。見た目もよくないし、どうせすぐに移転するならお金をためたほうがまし。


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(6)大家さんに相談。最近のマンションは小分けに持ち主・不動産会社が違うので、やりづらいが、ワンオーナー物件等の場合は対処してもらえることも。

(7)上下音の場合、上がうるさい場合はもめがちだが、子供がドタバタ…等も深夜以外なら妥協すべき。ファミリータイプのような、町内会のあるマンションだと、関係が悪化すると結局そこに居られなくなる(あちらがならまだしも、悪評などを流されてこちらが引っ越すことも)。もし気になる場合でも、怒らずに、日常の話し合い程度で解決を。入る段階で床の厚みと防音性などは調べておくべき。

下からクレームが来ている場合など自分が原因の場合は、下に防音マットを敷くのがいいのだが、安くすませるなら市販のクッションフロア(組み合わせて作るジグゾーパズルのような四角いマット)もしくは、6畳などサイズの決まっているコルクマット等を敷くという手もある。

(7)音大近くのエリア、また新築の郊外物件等では、防音加工のある部屋のあるマンションもある。(これでは新宿からは去る状態になりますが…)

(8)高層マンションの場合は、窓をあけると、周囲の多くの音を拾うために防音性が高くなっている場合が多いです。

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